春一番
昨日春一番が吹いて
今日もきつい風が吹いていましたね。
そんな風にふかれながら
思い出したのが
佐保姫 ういろう 黄味餡
佐保姫とは春の女神のことです。
佐保山という山が平城京の東にあって
東というのは春の方角で
その佐保山の女神である佐保姫さんが春の祭神である。
そして美しい佐保姫さんは機織りの女神でもあり
「佐保姫の糸そめかくる青柳を
ふきなみだりそ春のやまかぜ」
佐保姫が染めて青柳に掛けた糸を春の山風よ
吹き乱さないでくれ糸がもつれると佐保姫が困るだろうから。
と平兼盛が思いを込めて詠んだそうです。
昔も今日のように春の強い風が吹いていたのでしょう。
昨日お客様に「佐保姫」ってどんないわれがあるのと尋ねられてしどろもどろきちんと説明できませんでした
毎年佐保姫のいわれについて
お勉強していたのに
今年は復習するのをさぼっていました
一年たつとちゃんと忘れてしまうんですよね。
やっぱり年のせいでしょうか
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