菱餅

春告鳥

2009年03月01日 12:26

もうすぐ雛祭りですね。

今日あたりは初節句のお祝いをしている方も多くみられ
当店でも菱団子やお節句の生菓子をお求めになる方が
多いです。
ポカポカ暖かいしお雛祭りをするのにはいいお天気ですね

さてお雛様に供える菱餅(菱団子)は何なのか江戸時代から供えるようになったそうですが

まずこの色ですが
、白、

紅色は桃の花
白色は雪
緑は草の色 新緑に見立てているといわれています。

生命の象徴であり、女性らしさを表す赤と、清らかさを表す白、緑の中に入ったヨモギは
薬効成分があるのはよく知られていますが、厄除けの意味もある。
これは驚きです。

しかしこのなんでこの菱形なのか

ある文献に「年中行事秘録」には
陰陽道の解釈から
《5月のお節句のちまきは男子の節句なので天をかたどり丸い形にしてあり3月のひな祭りの菱餅は女子の節句なので地にかたどり方形にする》と形の説明が書かれてあり
菱形というのは先がとがっているので厄を除けるという意味もあるということです。

ちょっとむずかしい


お客様から
梅元さんとこの菱団子は機械で切っているの?と聞かれました。
どうやらきれいに切れているのでまさか手作業だなんて思わなかったのでしょう。

結構ひし形って難しいですよね。
それに3色同じ大きさに切るわけですから・・・職人技です!

当店では菱餅はお餅ではなく
お団子の生地でしています。



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