端午の節句
今年も端午の節句が近づいてまいりました
今年の生菓子は
兜・こいのぼり・あやめ・柏葉・矢羽根
初節句におススメです
今年は矢羽根をモチーフにした生菓子が入っています
矢羽というのは文字通り矢に取り付けられている羽のことで、鷲、鷹、白鳥、七面鳥、鶏、鴨などの鳥の羽が使われています。鷲や鷹の羽は高級品だったそうです。中近世には武士の間では贈り物にもなっていたそうです。
大将人形さんの飾りのなかに太刀と一緒に弓矢が飾られていますね。
今年は大将人形を飾る時、矢羽にも注目してみてください。
我が家の矢羽はどんな羽でできているのでしょう
私は矢羽根というと個人的に矢絣に憧れているというか
「はいからさんが通る」世代なもんで
高校の体育祭の応援合戦ではいからさんの役をやらせてもらい
それ以来矢羽根の着物が着たいと思って十年
あこがれ続けております
大正ロマンです
この矢羽根の柄にも意味があって
昔婚礼の時にこの柄の着物を持たせると、矢は戻ってくることはないので出戻らないと縁起ものだとされていたのだそうです。
今年のお節句のお菓子は大正ロマンも匂わせながら
販売していきたいと思います
梅元老舗の矢羽根は 柚子羊羹 練りきり です。
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