2008年04月09日
桜散る
先日息子の入学式で学長さんのお話しに
唐の詩人李白が詠った
寒雪梅中尽、春風柳上帰
という言葉がありました。
春夏秋冬という一年四季の時間のサイクルが一巡し
冷たい冬の雪が梅の花の中に消え去りいくと、
暖かな春風が柳の木の上に吹き、希望に溢れる新たな
芽生えの季節が回帰してきた
という意味だそうです。
きれいな言葉だったのでとても印象に残っています。
今年も春が巡ってきて桜の季節となり
そして花はもう散っていくのですね。
私は花粉症なのに桜の季節がとっても好きで
毎年とても楽しみにしていますが
和菓子屋はこの時期とても忙しいので
ゆっくりお花見をすることもできず
桜の季節は次の季節へと移っていってしまいます。
今年もどうやらお花見は行けそうにありません
今晩あたり雨になったら
今ハラハラ落ちてきた桜の花びらが一気に散ってしまいますね。
職人は散る桜にも
風情を感じながらお菓子を作っています。

春の水 練りきり こしあん
唐の詩人李白が詠った
寒雪梅中尽、春風柳上帰
という言葉がありました。
春夏秋冬という一年四季の時間のサイクルが一巡し
冷たい冬の雪が梅の花の中に消え去りいくと、
暖かな春風が柳の木の上に吹き、希望に溢れる新たな
芽生えの季節が回帰してきた
という意味だそうです。
きれいな言葉だったのでとても印象に残っています。
今年も春が巡ってきて桜の季節となり
そして花はもう散っていくのですね。
私は花粉症なのに桜の季節がとっても好きで
毎年とても楽しみにしていますが
和菓子屋はこの時期とても忙しいので
ゆっくりお花見をすることもできず
桜の季節は次の季節へと移っていってしまいます。
今年もどうやらお花見は行けそうにありません

今晩あたり雨になったら
今ハラハラ落ちてきた桜の花びらが一気に散ってしまいますね。
職人は散る桜にも
風情を感じながらお菓子を作っています。
春の水 練りきり こしあん
Posted by 春告鳥 at 18:22│Comments(4)
│春の和菓子
この記事へのコメント
遅くなりましたが・・・はじめまして!
野洲市住民で編み物講師をしておりますmichiです。
なかなかコメントできなかったのですが・・・
この春大学生になったばかりの長男と春告鳥さんの息子さん、同じ中学で同級生だと思います。
というか息子からそう聞いています。
とっても上品なお菓子ですね。
近くなのでまたお店伺いますね。
野洲市住民で編み物講師をしておりますmichiです。
なかなかコメントできなかったのですが・・・
この春大学生になったばかりの長男と春告鳥さんの息子さん、同じ中学で同級生だと思います。
というか息子からそう聞いています。
とっても上品なお菓子ですね。
近くなのでまたお店伺いますね。
Posted by michi
at 2008年04月09日 19:09

michiさん はじめまして・・・なのでしょうか?!
なんかこんなところでお話しするのは
とっても不思議な感じがしますが
これからもよろしくお願いします。
いろいろ教えてください。
なんかこんなところでお話しするのは
とっても不思議な感じがしますが
これからもよろしくお願いします。
いろいろ教えてください。
Posted by 春告鳥 at 2008年04月09日 23:22
流水に花びら一枚。
春告鳥さん、ほんとうに日本人の感性すばらしいですね‥と、云うのか この菓子に表された抽象的だからこそ、より豊かな季節を感じますね。
春告鳥さん、ほんとうに日本人の感性すばらしいですね‥と、云うのか この菓子に表された抽象的だからこそ、より豊かな季節を感じますね。
Posted by 風 at 2008年04月10日 05:43
風さん
抽象的なお菓子というのはとても素敵だと思います。そこには和菓子の文化の奥深さがあらわれていますよねぇ。
抽象的なお菓子というのはとても素敵だと思います。そこには和菓子の文化の奥深さがあらわれていますよねぇ。
Posted by 春告鳥 at 2008年04月10日 18:25